初講座当日は、快晴で気持ち良い風がサロンを吹き抜けていました。
参加者の方々から、薬膳に触れたことがないので、身体に良い事は分るのだけど、
難しそうというお声があがりましたので、
座学は東洋医学(中医学)の入り口のお話をまずさせて頂いてから、
今回レシピのテーマ”脾”にまつわる虚証のご説明をしました。
今回のレシピは梅雨時、湿度が高くじめじめとした季節にダメージを受けやす い”脾”を補い、
調整していく薬膳。
あまり使い慣れない鯛のアラ。
思うほど処理は大変じゃないんですよ。
美味しい スープの取り方をお見せし、
生徒さんからはどうせ調理できないと思い買わなかったけど今度使ってみます!
との嬉しいお言葉。
何より短時間で美味しいダシが取れますから、時短料理にも◎
お野菜の甘みも加わり、滋味深い優しいお味になりました。
お次はホットサラダ。
目の前でジューッッと香ばしいアンチョビソースをかけると、生徒さんから歓声があがりました♪
最後の一品はサッパリとし白菜とにんじんのラぺ風ピーナッツ和え。
酢を使わずに、レモン果汁のみで酸味がまろやかなお味に。
お子様でもたべやすいようにしました。
味がしっかりと浸み込むように、マリネ液をぎゅぎゅっと手で揉み込んでいくのがポイントです。
生徒さんからは今日のレシピを持ち帰り、早速作りました〜との嬉しいお言葉を いただき、
お役にたてた事をとても嬉しく思いました。
毎日の食卓に活かしていただいてこそ薬膳。これからも生徒さんのレパートリー
の一つになれるような魅力的な薬膳レシピを作っていきたいなと思います。